統合失調症を隠していても周囲に病気がバレることはある?
統合失調症を患っていても、病気のことを隠して社会生活を送っている人は少なくないでしょう。
病気がバレないかと不安になる人も多いと思います。
この記事では、母の様子をもとに、どんなときに病気がバレるか・怪しまれるかということを解説します。
健康保険
精神科へ通ったり入院歴があると、社会保険の履歴からバレることがあります。
なので、どうしても会社にバレたくないという人は、社会保険を使わずに精神科へ通うという方法があります。
ただ、統合失調症は長期の通院になるので、自費で通院するのは少し厳しいものがあるでしょう。
服薬
たとえ自費で精神科へ通っていても、毎日の服薬でバレることがあります。
アレルギーの薬と言えば、ごまかせないこともありませんが、毎日の服薬&普段の様子でピンとくる人もいるのではないでしょうか。
普段の様子にとくにおかしいところがなければ、アレルギーの薬といっても通用するかもしれません。
疑いを持たれたくないのであれば、トイレで服薬することをおすすめします。
会話
会話がうまくできなくても、病気とまではわからないと思います。
コミュ障の人なんて掃いて捨てるほどいるので、コミュ障だからといって統合失調症を疑われることはありません。
ただ、母ほどおかしければ、身近な人からは何かおかしいなとは感づかれるかもしれません。
それでも、どちらかというと、精神疾患よりも発達障害を疑われるような気がします。
まさか、精神疾患のせいで会話がかみ合わなくなっているとは、普通は想像しないと思います。
できるだけ聞き役に徹し「無口な人」と思われれば、比較的バレにくいかもしれません。
仕事ができない
統合失調になると、以前はできていた仕事ができなくなることがあります。
能力が100あったのが、50や70になるという感じですね。
記憶力や判断力、観察力や作業能力が総合的に下がります。
どれだけ能力が下がるのかは人によっても異なり、ほとんど下がらない人もいます。
一般的な人の能力とあまりにもかけ離れてしまうと、精神疾患かどうかまではわからなくても、知的障害や発達障害を疑われる可能性はあるでしょう。
深く関わる
深く関われば関わるほど、当然ですが疑問を持たれる可能性は高くなります。
それでも、精神疾患なのか知的障害なのか、発達障害なのか当てることはできない気がします。
私も母の病気を知らなかったときは、知的障害か何かだろうか?と思っていましたからね。
重度の妄想・幻聴の症状があれば別ですが、そうでなければ浅く関わるだけならバレないと思います。
変わった人だとは思われるかもしれませんが、精神疾患とまではわからないでしょう。
基本的にバレない
服薬して社会生活を送れる程度であれば、基本的にはバレないと思います。
ただ、母程度(軽度ではないと思う)の統合失調症の場合、コミュ障、仕事ができない、発達障害などと思われる可能性はありますね。
あとは、認知機能がどれだけ下がっているかにもよるでしょう。