毒親育ちのブログ

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統合失調症の薬の副作用でパーキンソン病と診断された母

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統合失調症の薬を飲むと、たまに副作用で手の震えが起こることがあります。

薬の種類まではわかりませんが、母は統合失調症の薬を飲んでいて、そのためにパーキンソン病と誤診されたことがあります。

パーキンソン病とは、脳の異常のために身体の動きに障害が表れる病気です。

手足の震えや筋肉のこわばり、バランスがとれなくなるなどの症状があり、進行すると歩行すら困難になります。

現在の医療では、病気の進行を食い止めることはできず、対症療法のみです。

 

おそらく、母は手の震えが薬の副作用によるものだと気付かず、精神科の主治医に相談せず、神経科の病院へ行ってそう診断されたのでしょう。

精神科の主治医なら、確実に薬の副作用だとわかりますからね。

神経科に行くにしても、現在飲んでいる薬の種類を、医者に申告しなかったんでしょうか?

初診の際は、どこの病院に行っても問診表に記入しますし、問診表には現在服用中の薬を記入する欄があります。

正直に服用している薬を申告していれば、誤診は避けられたと思いますが、母が隠していたと思われます。

親戚の医者が、母がパーキンソン病と診断されたことを知り、それは薬の副作用ではないかと疑ったことがきっかけで、誤診が発覚しました。

まあ誤診といっても、悪いのは服用している薬を神経科の医者に隠していた母であり、医者には責任はないんですけどね。

その後、母が統合失調症の薬を変えると、手の震えもおさまりました。

 

私からすると、服用している薬の副作用のせいかもしれないと、母が少しも考えなかったのが不思議です。

普通の人なら、まず現在飲んでいる薬の副作用を疑って、神経科へ行く前に精神科の主治医に相談すると思うんですが。

精神科での相談をすっ飛ばして、神経科へ行く普通?

統合失調症は病識がない病気なので、やはり気付かないものなんでしょうか?

 

こういうことがあるので、統合失調症の患者本人だけが病院に通院している状態というのは、あまり好ましくないですね。

できれば、家族が病院へ付き添って病状を説明したり、患者に異変があれば主治医に相談したりしないと、このような誤解が生じます。

私の母は、長い間家族にも病気を隠していましたから、父や私はそういったサポートはできませんでしたが。

というか、統合失調症を隠すと、家族だけでなく病院の先生にまで迷惑をかけるので、本当にやめてほしい。

本人には迷惑をかけている自覚がないのですが、迷惑以外の何物でもないですね。