精神疾患なら何をしても許されるという風潮が気持ち悪い
今の日本では、精神疾患なら何をしても許されるという風潮があるじゃないですか?
厳密にいうと、許されるというよりは「大目に見られる」と言ったほうがいいかもしれませんけど。
たとえば、2015年に熊谷で6人を殺傷したペルー人がいましたが、犯行時に心神喪失だったという理由で死刑を免れ、無期懲役になりました。
6人を殺害しても死刑にならないとか、いくら精神疾患でもおかしいと思いますね。
もし遺族が全員死刑に反対していたのなら話は別ですが、遺族は犯人の死刑を望んでいました。
それなのに死刑を取り消すって意味がわかりませんね。
いくら犯人が精神疾患で心神喪失の状態だったとしても、罪は罪ですし、やったことが消せるわけではありません。
精神疾患になった者勝ち
母親を見ていても思いますが、精神疾患になった者勝ちの世界ですね。
自分がしんどいときは平気で家族に当たり散らしていましたが、本人は家族を嫌な目に合わせても、何とも思っていなかったです。
精神疾患の影響で、すぐに情緒不安定になって怒鳴ったり暴力をふるったりしてきましたけど、本人はそうすることで精神を安定させていたようです。
やつ当たりを、一種のセラピーとでも思っていたんじゃないですか?
罪悪感なんてまるで感じていなかったと思います。
私に対するいじめや暴力に対して、母から謝られたことはありません。
本人は、自分は精神疾患だから、家族が我慢するのは当然とでも思っていたんじゃないですか?
そうでないと、あんな振る舞いはできませんからね。
自分が精神疾患であるということを、すぐにキレたり暴力をふるったりする言い訳にしていた部分は少なからずあると思います。
精神疾患でもやったことは消せない
精神疾患だから許されるという考えは本当に甘いと思いますね。
精神疾患なら、周りの人に嫌な思いをさせても、暴力をふるっても許されると思うのは間違いです。
いくら病気でしんどくても暴力は犯罪ですし、相手に与えた心の痛みや身体の傷は消えません。
結局、精神障がい者を家庭内暴力で通報しても、措置入院させられるだけなので、精神疾患なら何をしても許されると思ってしまう患者が出てくるのでしょう。
いくら精神疾患でも、家族に暴力をふるうのは立派な犯罪です。
最初は措置入院にするしかありませんが、退院後は逮捕・拘留されるべきですね。
なぜ、そのまま患者を家族のもとへ戻すのか理解不能です。
犯罪者を戻されても、家族は迷惑なだけではないでしょうか?
精神疾患に対する差別や憎しみが助長されるだけ
いくら病気で情緒不安定になっていたとしても、やったこと自体を消せるわけでも軽減できるわけでもないので、罪に対しては健常者と同じように裁かれるべきです。
でないと、被害者や被害者の家族が納得できません。
もちろん、精神障がい者が全員暴力をふるうわけではありませんよ?
ただ、家族に暴力をふるっても措置入院させられるだけですし(今はたいてい3か月以内で退院できる)、軽い犯罪なら心神喪失を理由に無罪になります。
さすがに他人を殺傷した場合は無罪にはなりませんが、情状酌量の余地があるということで、熊谷殺人事件のように減刑されます。
こんなん精神疾患になったほうが得じゃないですか?
障害年金ももらえますし、家族に暴力を振るいたい放題ですし、犯罪を犯しても減刑されますし。
家族の目から見ても、こういう特別扱いは絶対におかしいし、気持ちが悪い。