毒親育ちのブログ

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統合失調症~ストレスに対する脆弱性は遺伝する?

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片親が統合失調症の場合、その子どもが統合失調症を発症する確率は10%と言われています(WHO)。

このように、片親が統合失調症の場合は、子どもが発症する確率自体はものすごく高いわけではありません。

ただ、性質的な部分では、確実に統合失調症は遺伝していると思われます。

たとえば、わたしの場合はストレス耐性が弱いことですね。

統合失調症になる人は、ストレス耐性が弱いと言われています。

母もショックなことがあり、それが原因で統合失調症を発症しているので、ストレス耐性が弱いと考えられます。

わたしは発症こそしていませんが、ストレス耐性の弱さ(脆弱性)は確実に遺伝していると思います。

 

たとえば、以前仕事で強いストレスを感じていたときに、右目が突然見えなくなったことがあります。

目がかすむとかいうレベルではなく、もうまったく見えなくなったのです。目を開けても見えるのは白い光だけで、物の形は全然識別できませんでした。

眼科に行って調べてもらっても、先生にも原因がわからないようでした。

視力検査の表も、どれだけ近づいても何も見えませんでした。

同時期に内蔵にも異常をきたし、精神的にも鬱に近い状態になりました。

内科でも検査をしてもらったのですが、内科の先生も原因不明とのことでした。

※その後、仕事をやめると回復したので、ストレス性のものだと思われます。

このように、わたしの場合はストレスを感じると、肉体的にも精神的にも異常をきたしやすいです。

また、精神的に不安定になりやすい面があります。

 

子どもがいる統合失調症患者は、子どもが発症する確率だけでなく、ストレス耐性の弱さに対しても心配したほうがいいと思います。

発症する確率は低くても(当事者からすると低いとは思えませんが)、体質的なものって遺伝しますからね。

たとえば、子どもの頃からストレスマネジメントの方法を教えるなど、親ができることもあります。

一番大事なのは、自分を大切にすることを教えることです。

自分を大切にできないと、ブラック企業で働き続けてしまったり、従業員を大切にしてくれない会社に居続けてしまったりしがちなんですよね。

わたしも、大切にしてくれない会社で人生を無駄にしてしまいました。

普通の人なら、多少ストレスを感じてもそこまで大事には至らないかもしれません。

ただ、ストレス耐性が弱い人は身体に支障をきたしたり、最悪の場合は精神疾患を発症することがあるので、普通の人以上に気をつける必要があります。