毒親育ちのブログ

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精神障がい者が子どもを産む権利について考える

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精神障がい者にも権利はあります。

ただ、その権利が他者の権利を侵害することもあるので、なんでもかんでも許されるわけではないと思うんですよね。

たとえば、たまに「精神障がい者でも子どもを産む権利がある」みたいなことを言っている人がいますが、これは障害の種類や程度にもよりますよね。

とくに統合失調症患者の場合、障害者手帳を持っているほど病状が重いのであれば、子どもを産むべきではないと思います。

 

これは体験していない人が言ったら差別になるかもしれませんが、私は統合失調症の母に育てられたので、差別ではなく事実に基づいた意見です。

むしろ実体験から、私のような人間を増やしたくないと切実に思います。

ひどい精神障がいがありながら子どもを産んでも、子どもの権利を侵害するだけです。

親の権利(という名の自己満足)のために、子どもの権利が踏みにじられることは許されません。

母が何級かは知りませんが、発症して入院したときに誰が誰かもわからず、言葉も話せない状態だったと聞いているので、確実に1級だったと考えられます。

そんな状態に少なくとも2回なっているので、回復しても認知機能がもとに戻らず、幼稚かつ暴力的でしたね。

もちろん、産んでから発症したのであれば、それはコントロール不可なのでしかたないとは思いますが。

 

結婚も仕事も同じで、もちろん精神障がい者にも結婚や仕事をする権利はありますが、それは他者の権利を侵害しない場合だけですね。

相手の権利を侵害するばかりか、犯罪行為を行って堂々としている母のような障がい者は、当然許されません。

 

最近、社会的少数派が権利を主張して、多数派の権利が侵害される事例を見かけますが、ある意味これと似ているように思います。

たとえば、最近アメリカでは、自分が女性であると主張する男性は、女子トイレに入ることができるようになったそうです。

これは、性同一性障害者の権利を守るためとのことですが、これって自分が女性だと主張すれば、男性が性犯罪目的で女子トイレに入ることもできますよね?

つまり、女性の安全がまったく守られていないということです。

このように、少数派(この場合は、性同一性障害者)の権利を守ることで、多数派(障害のない人)の安全や人権が侵害されることもあるのです。

 

精神障がい者が子どもを産むことも同じで、「障がい者でも子どもがほしい」「子どもを諦めたくない」という気持ちで産む人もいると思います。

ただ、それが子どもの安全・権利・人権の侵害になっていることも多々あると知ってほしいです。

とくに、子育てのサポートがない場合は、患者がどんな子育てをするかわかりませんからね。

母もそうですが、普通の人間としての感情や感覚を失っている患者もいますから、はっきり言って危険です。

障がい者にも当然権利はありますが、それは家族や他人の権利を侵害しないことが大前提ですね。