統合失調症と高次機能障害 - 毒親育ちのブログ

統合失調症は、再発を繰り返すほど症状が重くなり、元の状態に戻りにくくなると言われています。

母も統合失調症を再発させていますが、高次機能障害のようなものが残っています。

統合失調症は、心の病気ではなく脳の病気なので、脳に障害が残ったのでしょう。

ただ、母の発症前の性格を知らないので、どこまでが統合失調症の影響かは断定できませんが。

ただ、母が生まれつきああだったとは考えにくいので（あまりにも異常すぎるため）、ほぼ確実に病気の影響が残っていると考えています。

具体的には、以下の４つの障害が目立ちます。

・物忘れが激しい

・同じ話や質問を繰り返す

・注意力が低下し、車の運転ができなくなった

・一度に２つ以上のことができない

・ぼんやりしている

・目の前で起きていることに気づきにくい

・計画を立てることが苦手

・複雑な工程を要する料理ができない

・物事の優先順位がわからない

・すぐに興奮する

・すぐに怒鳴る

・すぐに暴力を振るう

・異常なまでに自己中心的

母は、とくに社会的行動障害がひどく、性格が終わっていましたね。

性格はわがままな５歳児のようで、しかも弱い者に平気で暴力をふるう。

統合失調症になっても、脳への障害が残らずに寛解する人も多いようですが、おそらく早期発見・休養ができていたんでしょうね。

しっかり休養して再発を防ぐことができれば、再発にともなう脳障害リスクも抑えられるでしょう。

なので統合失調症を発症したら、とにかく早めに対処して寛解させ、その後は再発させない努力をし続けることが大切になります。

認知機能に障害が残った場合、ただ薬を飲むだけでは治らないです。

母も薬を飲んでいましたが、認知機能は一貫して低かったですね。

母の統合失調症歴は長く、その間ずっと薬を飲んでいますが、認知能力の低さや人間性の異常さというのはまったく変わっていません。

回復方法としては、現状リハビリに通うしかないと言われていますが、リハビリに通っても正直どれだけ回復するかはわかりません。

脳の障害というのは、回復させるのが難しいようです。

ただ、家族からすると、ほんの少しでも効果があるのならリハビリを受けてほしいですね。

少しでもまともな人間になってほしいというか、正直このような人間と一緒に暮らすのはどんな聖人でも無理だと思います。

少なくとも、私は母と一緒に住んでいて、何度も発狂しそうになりました。

脳障害の残った患者本人は、たとえ自分のせいで家族が自殺未遂を繰り返していても、気付いてすらいないと思いますけど。

なんなら、家族が自殺しても自分のせいだとは思わないんでしょうね。