毒親育ちのブログ

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統合失調症は治るのか?

1998年にWHO(世界保健機関)が発表した、英国での統合失調症患者の5年追跡調査によると、寛解するのは全体の約2割です。

具体的には、22%は完全寛解、35%は軽い機能障害が見られ、8%は障害が継続、35%は障害が悪化していました。

寛解というのは症状が治まることなので、「治る」という意味とは少し違います。

寛解後に一生再発しない人もいるので、そういう人は治ったと言えるでしょう。

 

このデータだけ見ると、発症して5年後でも2割しか寛解していないので、正直予後は厳しいです。

ただ、データだけを見て失望するのもまだ早いと思うんですよね。

統合失調症の母親の例

母は私を産む前から何度か発症しており、軽い認知症のような機能障害が残っています。

つまり、母は寛解の2割のうちには入っていません。

母はリハビリにも通っていなかったようなので、おそらく障害は一生残るでしょう。

ただ、母の場合は病気を治そうともしていなかったので、治らなくてもしかたない部分はあります。

 

やはり病気を治すためには、栄養バランスのいい食事をとって、ゆっくり休養し、改善が見られなければ医者や薬を変えるなどの最低限の努力が必要です。

普段運動をしていない人であれば適度に運動したり、認知障害があるようなら専門病院で認知機能を回復させるリハビリを受けるのもいいでしょう。

 

私は医者ではありませんが、これだけは確実に言えます。病院に行って薬をもらうだけが治療ではありません。

病院に行きつつ、患者本人が病気を治すためにできることはたくさんあります。

治すには本人の努力が大前提

これはどんな病気にも言えることですが、治すには本人の努力が大前提ですね。

逆に言うと、本人に治す気がなければいつまで経っても治らない。

たとえば、私は高校卒業まで18年間実家にいましたが、その間母がまともな夕食を食べたのは片手で数えるのみでした。

まじでありえないから。

 

しかも、父に注意されても聞き流すだけ。

夕食の代わりに、お菓子やおつまみなどの嗜好品はよく食べてましたけど。

こんなん、いくら薬飲んでても治るわけないでしょ。

栄養をとるという、病気を治すために一番大切なことをおろそかにして、治ると思っているほうが怖いです。

治すための努力をこれっぽっちもしていないのに、毎日のように堂々とヒステリーを起こされると殺意がわきます。

 

そもそも夕食を食べるなんて、幼稚園児でもできることですからね?

私でも、就学前に(当たり前のことですが)出された夕食は好き嫌いせずに全部食べていました。

未就学児ができることが母親になぜできない?

しかも、一番栄養をとらないといけない超本人が夕食を食べないって何事?

食欲がないのならしかたありませんが、母親は夕食の代わりに好きなものを過食していましたからね?

いや、まじでありえないから。

どれくらいの患者が真剣に治そうとしているのか?

母以外の患者の家庭内の様子は知りませんが、どれだけの患者が実際に治そうと努力しているのか知りたいですね。

もちろん中には努力している人もいると思いますが、母親のような患者も多いのではないでしょうか?

 

統合失調症になると認知の働きが弱くなるので、治すために必要なことさえわからなくなるのかもしれません。

普通の人なら、病気を治すためにはまず食事から改善しますよね?

母には改善しようという意識がないばかりか、注意も無視。

しかも、自分の態度に問題意識さえ感じていない。

母のようなわがままな患者が多いから、予後のデータの寛解率がこんなに低いのでは?とさえ思います。

まとめ

統合失調症は治りにくい病気ですが、治らないわけではありません。

事実、WHOの発表した英国の5年後調査では、2割の患者が寛解しています。

ただ、患者本人の努力は不可欠ですね。

最低限、栄養バランスのとれた食事と休養、適度な運動だけは、しっかりとるように心がける必要があります。