片親が毒親ならもう片方の親にも問題あり
片親が毒なら、もう片方の親にも何かしらの問題があります。
両親そろって毒というケースも少なくないでしょう。
健全な人間であれば、パートナーが毒と気付いた時点で別れますからね。
そもそも、結婚相手が子どもに対して暴言を吐いたり暴力をふるったりするのを目の当たりにして、離婚を真剣に考えないという神経が理解不能です。
もし私が親で子どもにそういうことをされたら、速攻警察に通報しますし、子どものためにも離婚します。
これは普通のことだと思いますね。
というか、この当たり前のことすらできない人間は、子どもを産むなと言いたい。
なぜパートナーが毒だとわかりきっているのに別れないのか、理由はいくつかあると思います。
毒どうし気が合う
ま、一番の理由は、毒どうし気が合うからじゃないですか?
価値観が似ているから、気が合って結婚することになったわけですし。
考え方や価値観が似ているということは、おそらく2人とも毒の要素を持っているのです。
毒の価値観って「子どもよりも自分が大切」「子どもよりも世間体が大切」「子どもは親の奴隷」という自分本位のものです。
だから、パートナーに自分の子どもがいじめられていても何とも思わないし、子どものために離婚しようとは考えつきもしないのでしょう。
結婚相手に依存している
依存しあっている夫婦もよくいますよね。
カップルや、子どものいない夫婦が依存し合っているのは本人たちの自由ですが、子どもがいるのに依存していて別れられないのは、子どもにとってマイナスでしかないです。
結局、子どもよりも自分が大切だから、依存相手から離れられないんですよ。
それで子どもの人生がめちゃくちゃになろうと、子どもがストレスで精神疾患を発症しようと、こういうタイプはお構いなしです。
自分のせいだとは1ミリも思わない。
もし子どもが精神疾患を発症しても、子どもだけのせいにしそうですよね。
子どもよりも自分が大切
子どもが父親に暴力をふるわれていても助けない母親って、意外と多いですよね。
千葉県で小学生が実の父親による虐待で亡くなった事件でも、母親は子どもが暴力を振るわれているとき、助けなかったそうです。
この事件は子どもが亡くなったから明るみに出ただけで、実際こういう母親は多いと思いますよ。
こういう親の共通点は、子どもよりも自分が大切ということです。
自分が殴られて痛い思いをするよりは、子どもが代わりに殴られてほしいという考えなのです。
子どもを言い訳にしている
本当は世間体やお金の問題で離婚したくないだけなのに、子どもを言い訳にしている親もいますよね。
「子どもが小さいのに別れたらかわいそう」とか「子どものために離婚したくない」とか。
笑止。
子どもの目の前で言い争ったりわめいたり、物を投げつけたり殴ったりし合うくらいなら、離婚したほうがよっぽど子どものためです。
というのは、子どもに暴力や暴言を目撃させてしまうと、子どもの脳が縮むからです。
子ども自身が暴力・暴言を受けても脳は縮むのですが、目撃するだけでも縮むんですよね。
なので、子どもに夫婦ゲンカを目撃させるだけでも立派な虐待になるのです。
このあたりのことは、脳科学の専門家である友田明美先生の著書に詳しく書いているので、興味のある方は読んでみてください。
まとめ
片親が毒親なら、もう片方の親もたいていおかしいですね。
子どもの目から見ると毒親には見えないケースもありますが、実際はパートナーが子どもをいじめていても対処せずに放置しているわけでしょ?
むしろ、毒親よりも悪質なタイプだと思いますね。