精神疾患を治す気がなかった母親
母は長らく精神疾患を患っていましたが、全然治す気がありませんでした。
普通は家族のために治そうとすると思いますけど、治そうとするどころか病気が悪化するようなことばかりやっていました。
なぜあそこまで自分の精神状態に無頓着でいられたのか、理解不能ですね。
偏食がひどい
母の食生活はめちゃくちゃでした。
まともな夕食を食べたことはなく、自分の好きなものを偏食していました。
父親が注意しても聞き流すのみ。
私が夕食を作っても1~2口しか食べず、代わりにお菓子など好きなものばかり食べていました。
病気を治す気があれば、最低限まともな食生活を心がけますよね?
少なくとも、お菓子や好きなものばかり食べるような食生活はしません。
母が常にイラついていたのは、決して病気のせいだけでなく、栄養が偏っていたせいもあると思います。
体型は太りすぎ
母の体重は健康的とはほど遠いものでした。
いくらなんでも、健康的な体重というものがあるじゃないですか?
心身に不調をきたしていないならまだしも、病気が治らないのに堂々と太っている意味がわからない。
しかも、よく食べまくって過食嘔吐していました。
さらに、偏食ばかりしていて痩せるわけがないのに、年がら年中ダイエットダイエットと言っていました。
でも、ダイエットと言っているそばから、高カロリーのナッツを1袋(大サイズ)全部食べたりしてるんですよね。
まず、ダイエットしたいならお菓子や嗜好品を買って来なかったらいいのに、常に山盛り買ってくるんです。
コンビニの小パックのお菓子1袋程度ならまだわかりますが、そんなかわいいものじゃありません。
私がダイエットのアドバイスをしても、もちろんスルー。
休養しない
精神疾患を寛解させるためには、一番は休養することしかありません。
薬を飲むと症状を抑えることはできますが、あくまで症状を抑えているだけなので、根本的な解決にはならないんですよね。
母は仕事をしていましたが、仕事をしなくても障害年金と父親の給料だけで経済的にやっていけたはずです。
働かないと生活できないのならまだわかりますが、なぜ生活できるのに働く?
うちには借金もなかったので、母が無理して働かなくてもよかったんですよね。
優先順位が全然わかっていませんし、自分を大切にしない人間が家族のことを大切にできるわけがありません。
最悪なのが、仕事のストレスで毎日家族に当たり散らしまくりだったこと。
仕事してお金を稼いでくれるより、貧乏でもおだやかでいてくれたほうが何百倍もありがたかったですね。
そのくせに家族に対しては「私が働いてやってる」「誰のおかげで生活できると思ってる」とやたら恩着せがましく、よくキレていました。
父も母の仕事をやめさせるべきだったと思いますが、父は精神疾患に対して理解がなく、母に対して仕事をやめろと言ったことすらありません。
薬を飲むだけでいいと考えている
母は毎日薬を飲んでいたので、定期的に精神科を受診していたのでしょう。
でも、被害妄想の激しさや、暴力的なところはまったく治っていませんでした。
母は毎日のようにイラついていたので、なぜ薬や病院を変えようと思わなかったのか不思議です。
医者に通って薬を飲むだけで治療している感はあるので、思考停止していたんでしょうか?
問題が山積みだったのに、現実的に対処しようともせず薬を飲むだけの毎日。
病気が治るわけがありません。
1人暮らしならいいけど
1人暮らしなら、病気を治す気がなくても本人がよければそれでいいと思います。
でも家族がいる場合、精神疾患の程度によっては確実に家族に迷惑がかかりますよね。
ところが、母には迷惑をかけている意識もないのです。
しんどいときは家族に当たり散らして当然と思っていました。
母の精神疾患は一生治らないと思う
母が年を取るにつれて少しずつ精神疾患はましにはなっていきましたが、それでも一生治らないと思います。
最低限の治そうという意思すらないのに、治るわけがありません。
そもそも本人に治す気がないなら、いくら薬を飲んでも治りませんね。