子供のことを何でも否定する毒母
毒母は、私が子供の頃からすべてにおいて私を否定してきました。
「あんたにできるわけがない」「あんたには無理に決まってる」というのが口癖で、私の目標に対しても即否定してきたものでした。
私が小学生の頃、どこそこの大学へ行きたいと言ったときも、あんたには無理に決まっていると馬鹿にしたように笑っていました。
いつも生返事ばかりだったのに、私を否定するときだけはニヤニヤしながら即答してきたものでした。
本当に私が勉強ができないのであれば、母がそう言うのも理解できますが、母はわりと思い込みでこういうことを言ってくるんですよね。
小学校のテストの点からしても、母親の目から見て私は決してバカではなかったはずです。
妄想を事実だと思い込んでいるのか、「バカで無能で何のとりえもない子供であってほしい」という一種の願望なのかはわかりませんが。
私が何か計画を立ててやろうとすると「あんたにできるわけがない」「あんたに~できたら逆立ちして歩いてやるわ」とバカにした発言。
学力だけでなく習い事やスポーツ、身体のことなど、とにかく何でも否定してきました。
こういう母の様子を幼い頃から観察していますが、母はこれらのことをほぼ無意識のうちにやっているようなのです。
私が何か失敗をすると母はうれしそうに笑いました。
私が何かに成功したときはほとんど反応しませんでしたが、私が大会や発表会で失敗したときは、うれしそうに私をからかってきました。
私が何もできなければできないほど、自信喪失すれば喪失するほど母にとっては喜ばしいようなのです。
なぜ毒親は子供に無能でいてほしいのか?
なぜ毒親は子供に無能でいてほしいのか、母を考察した上で考えてみました。
・子供が無能でいる限りいつまでも自分を必要としてくれる
・子供を自分の支配下におきたい
・子供に幸せになってほしくない
・子供をいじめてストレス発散したい
・子供が傷付くのがおもしろい
・他者を傷つけるのがコミュニケーションだと思っている
・他者を感情のある人間だと思っていない
上記のうちのどれか、あるいはすべてかもしれませんが、このような理由が主だと思います。
普通の親ではありえない感情のオンパレードですが、毒親は本当にこんなメンタリティなんですよね。
普通の親のもとに生まれていたら、私には想像すらできなかったと思います。
毒親は自分の感情に気づいていない
毒親には自覚がないので、おそらく自分の中の子供を支配したい、いじめたいという感情を他者から指摘されても否定するでしょう。
私の母も、自分のことを子供を大切に思っている親だと思っていました(笑)
ことあるごとに「私はこんなにもあんたのことを気にかけているのに(あんたは全然私を気にかけない)」と、子供思いの親アピールしてきましたね。
なぜ自分の二面性にそれほど気づかずにいられるんでしょう。
毒親と気づいたら急に褒め始めた
私が母が毒親だということに気づいたころから、毒母の態度が変わりました。
なぜか急に褒めてくるようになり「あんたは努力家だから」「頭がいいから」「美人だから」「誰それがあんたのことを褒めていた」と今までとは正反対のことを言ってくるようになったのです。
いや、頭にしても容姿にしても、あんなにディスってたけど?
母に容姿をからかわれたコンプレックスで、小学校1年生のときに学校へ行くのさえ恥ずかしくなったことがあったのですが、母は学校へ行きたがらない私を虐待して無理やり学校へ行かせただけでした。
そもそも、今までの私への言動を全部都合よく忘れて、よく正反対のことばっかり言えるなと感心します。
変わり身が早すぎて逆に怖いです。
こちらが毒だと気づいたとたんに毒母の態度が変わるって、何か動物的な本能なんでしょうか?
私はそれほど態度に出していたつもりはないので不思議です。
本質的な毒は変わらない
毒母にどれだけ褒められても、気持ち悪いとしか思いませんでしたね。
結局自分かわいさで、子供に捨てられたくない、いつまでも自分を必要としてほしいという思いで褒めているわけでしょ?
それまでの何でも否定するというやり方が通用しないとわかったから、やり方を変えただけであって、毒母の本質的な毒の部分は何も変わらないです。
本当に気持ち悪いというか、汚い部分がすけて見えています。
毒母に関しては、この先何があっても評価を変えることはありませんね。