毒親育ちのブログ

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1回言っただけでは話が通じない毒母

病気の影響なのか何なのかわかりませんが、毒母には1回言っただけでは話が通じません。

圧倒的に理解力がないことに加えて、自分が求めている答えでなければ納得しないんですよね。

だから、同じことを何度も繰り返し言って、わかってもらう必要がありました。

何かを断るときも、最低4回は断らないと通じませんでした。

たとえば子どもの頃、以下のようなやり取りが度々ありました。

 

母:ぶどう食べる?

私:いらない

母:〇〇さんが送ってきたやつ

私:いらない

母:冷えてるけど

私:いらない

母:甘いけど

私:いらない 

 

このように、何かを断るときは最低でも4回は断らないと通じません。

4回断っても母が引き下がらないことがあるので、そんなときは5回、6回と断り続けます。

連続して断り続けて、ようやく母が引き下がるというのがいつものパターンでした。

母と普段から良好な関係であれば、こういうコミュニケーションでも、いちいちイラつかないと思いますが、母との普段のコミュニケーションといえばこれですからね↓

普段は明らかに悪意のあることをやっておきながら、都合のいいときだけ何事もなかったかのように普通に話しかけてくるのが、嫌で嫌でたまりませんでしたね。

しかも、話しかけてくるわりに話が通じないので、よけい腹が立ちました。

 

普通の神経をしていたら、自分のした悪事をすべて棚に上げて、堂々と子どもに話しかけることはできなくないですか?

自分のやったことを謝るなり、反省するなりしてから話しかけてくるならわかりますが。

加害者意識のカケラもなく、平然と話しかけてくる母の神経が、どうしても理解できませんでした。

無視すると私の問題にされるので返事はしていましたが、こっちは話をするどころか顔も見たくないわけです。

我慢して応対していましたが、母は自分の行動を改善しないので、また同じことをやってくるんですよね。

なので、我慢して母と話をしても、私にとっては何の意味もないのです。

当時は母が精神異常者ということを知りませんでしたから、まるで自分がおかしくなったような錯覚を覚えましたね。

母があまりにも当たり前のように話しかけてくるので、それを異常だと思っている自分がおかしいのか?と思いました。

母の行動にまったく一貫性がなくて、それが私には異様に思えましたし、ものすごく気味が悪かったです。

 

もっとも、この気味の悪さは父に対しても感じていましたが。

一方では子どもを虐待しながら、なぜ普通に話しかけてくるんでしょうね?

犯罪的な行為を行うということと、何事もなかったかのように普通に話しかけてくるという2つの行為があまりにもかけ離れていて、こっちからすると親が人格解離でも起こしてるんじゃないかと思えるくらいなんですよ。

それぐらいやっていることがチグハグで、こっちからしたら不気味なんですよね。

明らかに普通の親子関係ではないのに、本人たちは自分たちが普通だと思っているようです。