子どもとの心理的境界線(バウンダリー)があいまいな毒親
毒母は、子どもとの心理的境界線(バウンダリー)があいまいでした。
だから、私が小学生のときは、毒親は平気で私のランドセルをあさっていましたし、宿題の日記も勝手に読んでいました。
親だから、そうするのが当然とでも思っているようなんですよね。
だからプライバシーはゼロ。
子どもの内面まで、すべて把握しなければ気がすまないようなのです。
私のことをペットのように思っているのか何なのか知りませんが、少なくともひとりの人間として見ていないんですよね。
だからこそ、異様なまでに子どもの境界線内に侵入してくるんだと思います。
私に対して男の恰好を強要したのも、境界線があいまいだったからかもしれません↓
母親本人が男のような髪型・服装をしていたので、それをそのまま私にも強要していたのでしょうけど。
不思議なのが、私が嫌がるとまるで自分が傷つけられでもしたかのように、母は文字通り顔を真っ赤にさせて怒るんですよね。
別に女児が男の髪型を嫌がっても、それは子どもの好みの問題であり、親に反抗しているわけではありません。
しかし、そんな当たり前のことさえ、母には理解できないのです。
病気のせいなのか何なのかわかりませんが、私が嫌がることが、まるで自分を拒否された、もしくは私が自分に反抗していると捉えるようなのです。
認知の状態が、普通の人間ではないと言ったらいいのか。
だから、私が嫌がると母は本気で怒って、力づくで私に言うことを聞かせようとします。
せめて子どものことを、ひとりの人間として見ていたら、自分と同じ髪型にするのを嫌がっても何とも思わないでしょうに。
こういうことが日常茶飯事だったので、非常に母親のことが気持ち悪かったです。
親が自分の内面にまで入り込み、コントロールしようとしているような感覚というんでしょうか?
とにかく、そういうような感覚を常に母から受けていて、気持ちが悪くてたまりませんでしたね。
母は、普段はネグレクトなのに、こういうところだけは絶対に子どもの自由にはさせませんでした。
人の領域に平気で入ってきますし、子どもの好みの問題まで自分の思い通りにしようとする。
母には、自分がいいと思うものは子どももいいと思っているというような、謎の思い込みがありました。
だから、私の子ども服も勝手に買ってくることが多かったです。
私は少なくとも数十回は、服を買ってこないでと母に言いましたが、それでも買ってくるのです。
いらないと言うと「せっかく買ってきたのに!」「いらなくてもいいから着て!」「自分で買いにいけ!」と怒る。
怒られるので、自分がおかしいのかな?と悩んだこともあります。
母のような人間は、子どもを産む代わりに、キャラ作りのできるゲームでもしておけばいいんじゃないでしょうか?
ゲームのキャラを自分の思い通りにメイキングして、そのキャラで遊んでおけば、誰も傷つかないし自分もコントロールして満足できます。
なんでわざわざ子どもを産んで、生身の人間をコントロールしようとするんでしょうね?