毒親と距離を置くことは毒親のためにもなる
あまりにもひどい毒親とは、思い切って距離を置くことも大切です。
毒親と距離を置くことに罪悪感を覚える人もいるかもしれませんが、毒親と距離を置くことは毒親のためにもなります。
子どもから距離を置かれないとわからない
毒親は、自分の過ちをちょっとやそっとでは認めません。
こちらが我慢して付き合っているかぎり、絶対に自分の過去の言動を後悔することはないでしょう。
子どものほうから距離を置いても、過去の過ちを後悔する毒親は少ないと思いますが、反省の機会を1%でもあげられます。
逆に言うと、それだけやらなければ絶対に1ミリも反省することはありません。
毒親は子どもに甘えている
毒親は子どもに甘えています。
何をやっても子どもが離れていかないと思い、安心しているのです。
だから、子どもに対してひどいことを平気でしますし、それでも許してくれると思っているのでしょう。
精神的な役割だけで言うと、親子の立場が逆転していると思いますね。
結局、子どもが精神的に(ときには肉体的にも)サンドバックになってあげているから、毒親はストレス発散でき、仕事に打ち込めるんじゃないでしょうか?
もし子どもがいなかったら、毒親はストレス発散できず、今ごろ自殺したり犯罪に走ったりしているかもしれません。
毒親が今まで普通に生きてこられたのは、ストレスを受け止めてくれた子どものおかげだと思いますね。
毒親にとっては、サンドバックがいてラッキーでしょうけど、こんな不健全な甘えは許していてはいけません。
毒親は精神的な自立が必要
毒親本人は、自分は大人だと思っているのでしょうが、精神的には子供に依存している状態です。
毒親のような人間は、自分の中の怒りや不満を、立場の弱い人間にぶつけないと生きていけないのです。
ものすごく情けない人間だと思いませんか?
毒親が憎いのなら当然距離を置くべきだと思いますが、毒親を少しでも愛する気持ちがある場合も距離を置くべきだと思います。
なぜなら、そのまま関わっていては毒親本人のためにならないからです。
身近な人間と不健全な関係しか築けず、しかも自分の問題に気付いてすらいないなんて、哀れですよね。
せめて、毒親に精神的に安定・自立した人間になってほしくありませんか?
そのためには、距離を置くしかないと思います。
毒親は、物理的には子どもに対して衣食住を提供する立場ですが、精神的には自立できていません。
毒親への罪悪感は不要
「親がかわいそうで距離を置きたくても置けない」と思っている人は、全然そんなことを思う必要はありません。
むしろ、そのままそばにいるほうが不健全ですし、かわいそうだと思いますね。
毒親もかわいそうですし、気を使っている子どももかわいそう。
毒親への気づかいも不要
毒親に対する気づかいがある人は、毒親に気を使うより自分が幸せになることを考えたほうがいいです。
世間的には親孝行が大切とされてますけど、毒親は世間一般の親とはかけ離れていますからね。
世間一般の親は子ども愛し大切に育てますが、毒親はその正反対のことをやっていたわけです。
なので、受け取るものも世間一般の親が受け取る「親孝行」ではなく、その正反対のものを受け取るのが妥当です。
こんなことは当たり前のことですよね。
なので、親のことは無視して自分が幸せになることだけを考えていきましょう。