毒親育ちのブログ

毒親に関するネタやエピソード、考察のブログです

子どもやペットに対して敵意をむき出しにする毒親

私の父は、常に自分が一番愛され、尊重されていないと気がすまないタイプでした。

子どもの頃、なぜ父が飼い犬を嫌っているのか理解できなかったのですが、おそらく自分を差し置いて愛情の対象となっている飼い犬が許せなかったのだと思います。

父は、たわしで飼い犬をこすって皮膚から血をにじませたり、ハサミで毛を切るときに皮膚まで切ったりしていました。

しかも、私がハサミで丁寧に犬の毛を切った後に(長毛種だったので毛を切る必要があった)、ハサミを取り上げて皮膚すれすれまで切るんですよね。

私が切っているので、犬の毛は十分に短くなっており、父が切る必要はないわけです。

しかも、私は身を切らないように犬の皮膚とハサミの間に自分の指を置いて、指の間に犬の毛を挟んでカットしていたのですが、父はそんな気遣いは一切しない。

それ以上切る必要はないのに、私が必死に止めても(犬が父に身を切られることがわかっていたので)、無理やりハサミを取り上げて犬の毛を切っていました。

父は、よくそんなふうにして飼い犬の身を切っていましたし、普段から犬のことを嫌っているように見えました。

たとえわざとではないにしても、一度身を切ると普通は次から気をつけるじゃないですか?

ところが、父は何度犬の身を切っても気をつけようともしていなかったですし、平然としていました。

一度、父は飼い犬の耳を数ミリ切ったこともあるのですが、不注意で耳を切ることなんてありえる?

不注意だけでは済まされないほどの悪意を感じるのは、私だけでしょうか?

 

私に対しても、父は敵対心を抱いていました。

おそらく、自分が妻からの愛情を感じられず、子どもに嫉妬していたんでしょう。

母は子どもを愛しているというより執着していたので、父の目から見ると私は母から愛されているように映ったんだと思います。

母親とケンカすると、子ども(私)を連れて家を出ろとよく言っていました。

母とケンカしたときは、父は子どもの私まで憎くなるようなんですよね。

おそらく、自分の子どもという意識がなく、母の子どもという目で見ていたんだと思います。

母とケンカした後に私のところへやってきて、無関係の私に暴言を吐いて去っていったこともありますし、なぜか読んでいた本を手から叩き落されたこともありました。

小学校の教師(当時)なのに、よく恥ずかし気もなく子どもに八つ当たりできるなと思いますけど。

学校で子どもに何を教えていたんでしょうね?

腹が立ったら弱い者いじめしましょうとでも?

 

縁を切る前に、母が脳梗塞で倒れたことがあります。

そのときに父から、帰れるなら帰ってほしいということで電話があったので、私は義務感から実家に帰りました。

そして、これが母と関わる最後だからと思い、実家から毎日母の入院する病院へ通っていたのですが、なぜか父は日に日に不機嫌になっていったのです。

最初は私の思い過ごしだろうと思っていたのですが、父は母が私にばかり会いたがるため、私に嫉妬していたようです。

これは母の口から直接聞いたので、私の思い過ごしではありません。

なんかもう心底あほらしいです。こんな幼稚な人間他にいます?

死にかけている人間(死ななかったですが)に対して、「お前は〇〇(私)にばかり会いたがる」と文句を言うとは。

そもそも、死に際にこんな男に会いたがる妻はいないでしょう。

母もですが、父も父でエゴの塊なので、どんな人間ともまともな夫婦関係を築くことは無理だと思います。

私に対して、父は日に日に不機嫌さを隠しきれなくなっていきました。

私は身の危険を感じたので、1週間の滞在予定のところを4日で切り上げました。

そもそも、自分から呼んでおいて、来たら嫌がるとはどういうことなんでしょうね?

嫌なら最初から呼ばなかったらいいだけでは?

私は、母に会いたいという気持ちはこれっぽっちもありませんでしたが、義務のつもりで行きました。

父もせめて、義務のつもりで不機嫌な様子を隠す、文句を言わないくらいのことはするべきだったと思います。

交通費を多めにくれたのでましでしたが、それ以外はクズの見本としか言いようがありませんね。